2012年夏の思い出

先日、家族で（といっても上の子は受験勉強とやらで留守番を決め込んだ）、今年最初で最後のイベントに出かけた。今年は仕事が忙しくて、下の子をどこにも連れて行ってやれず、親としてはちょっと心苦しく思っていた。でも、今回、週末だけの一泊旅行ではあったが、十分に楽しんでもらえたようで、何とか少しだけど胸を撫で下ろすことができた。
2012年夏。そんな、ささやかな家族旅行の思い出を記録しておくこととした。

今回泊まったのは、とある自然体験村のロッジ。夏休みも終わりの時期なので、宿泊者はまばら。ロッジの主人は、「こんな田舎までよく来た」と言っていたが、それを目的に来たのだから、むしろこちらこそ「ありがとう」である。

駐車場から歩くと坂の上にロッジが見えてきた。

ロッジ内中央スペース。薪ストーブを囲んで語らい合いたい。

この日の天気はそれほど良かったわけではなく、雨が降ったり止んだり。でも、そのお陰で周りの景色は濃い緑となり、雲は神秘的な雰囲気をつくりあげ、時折聞こえる鳥の声が静かな森の間をこだましていた。しかも、この日はなんと最高気温は20度以下。絶好の避暑となった。

雲の切れ目から顔を覗かせた岩山。なんという山だろう。

赤と黒と緑のコントラストが冴えわたる。こんな天気も良いものだ。

今回の最大の目的は、鉱物採取。下の子は「石」が大好き。将来どんなレディーになるのだろう。お付き合いする男性陣は要注意である。

川原での採取風景。集中している間が意外に楽しい。

今回の成果。小物中心だったけど、大満足。

夜はバーベキュー。3人だけの静かなバーベキューとなったが、その代わり、時間がゆっくりと流れ、日ごろの雑踏から逃れてのリラックスタイムを楽しむことができた。あとは星空さえ見られれば文句なしであったが、それは次回、上の子と一緒に来たときのためにお預けとしよう。

バーベキューの傍らでこんな可愛い焚き木が組まれていた。