トレッキング初心者が始めちゃったブログ

【ここだけの話】『トレッキング初心者が始めちゃったブログ』 と、タイトル設定したけど、今のところ主な活動は、「山登り」、「山歩き」、要は登山ですね。これが実に楽しい。タイトル下にも書いたけど、本当に不思議なくらいにこの世界に引き込まれていく自分が突然として顔を見せた。自分はいい年齢(トシ)なので、余り危険なことをする気はないけど、若いうちにこの世界を知っていれば、もしかしたら冒険心みたいな気持ちに灯がともってしまったかもしれない。この「山の世界」、かなりお勧めである。

2017年1月9日月曜日

富士山どーん。『三頭山』

富士山どーん!奥多摩の山域では一番大きくしかもきれいに見られるんじゃないかな。

この連休、本当は雪山のはずだった...。今年も一発目から雨男ぶりを発揮してしまった自分...。とはいえ年の初めからそうそう落ち込んでもいられないので、唯一、晴天が見込めた土曜日に日帰りで奥多摩を歩いてきた。選んだ山は『三頭山』。2017年、今年の山歩きは我がホームグランドから始まることとなった。ところで、三頭山を選んだのは富士山が望めるから。正月といえば富士山でしょう。そう、富士山はなんといっても縁起ものですから。と、そんな気持ちでこの日、朝からウキウキしながら4時過ぎの始発電車に乗り込んだ。
この日のコースは、奥多摩湖の麦山の浮橋からヌカザス尾根を登って、槇寄山から数馬バス停に下りるコース。正直、このコース、歩き始めからヌカザス山までの登山道以外は歩いたことのあるコースで、計画時にはどうしようかなとも思ったが、奥多摩山域制覇を目指している自分としては、この尾根の途中にあるイヨ山を踏んでみたかったし、なんといっても富士山が見たかった。

始めて歩く浮橋。結構揺れるんです。夏に歩くと気持ちいいだろうな。
三頭山までの道のりは、まあまあの急登が連続して、途中、小学生連れのパーティーは三頭山を断念していた。自分はというと、2か月ぶりの山行でやや息が弾んだものの、富士山見たさのはやる気持ちを抑えて、一歩一歩、噛みしめるように歩いた。気温-2℃で最初縮こまっていた身体もすぐに汗ばみ始め、グローブを外し、アウターも脱ぎ捨てた(捨ててはないか...)。やはり山はいい。
そして、山頂に着いたときに「その時」はやってきた。誰かに見られている、そんな気がしてふと右側に目を向けたとき、突然に目が合った。そんな気がした。ドキッとした。静かに威風堂々とたたずんでいたのは、今日の目的、富士山。目を奪われ、心をも虜にされた。しばらくはそこから動くことができずにただ黙ってその山を見つめていた。富士山って、三頭山頂上からこんなに大きく見えていたのかと、改めて思い、今度は家内を連れて来ようと誓った。ああ、やっぱり富士山ってすごい。
さて、この日この後、無事に山を下りた自分、数馬の湯にでも寄って帰ろうかとも思ったが、檜原街道に出たらすぐにバスがいたので、思わず乗ってしまった。この日のバスは中高年のパーティーで大混雑。山頂はそれほどでもなかったけど、山には意外にたくさんの登山者が入っているもんだなと妙に感心。こうして突然にして静寂から雑踏に戻ってしまった自分。がやがやとした中、車窓をぼーっと眺めながら次の山はどこにしようかと、早くも次の山行に思いを馳せるのであった。


【Start 小河内神社BS~ヌカザス山~三頭山~Goal 数馬BS】
総行程は、距離14.4km、出発地点標高535m、最高標高1524m(三頭山西峰山頂)、最低標高527m(麦山浮橋)、移動平均速度1.9km/h、総所要時間7h08m(recorded by garmin)

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2 件のコメント:

  1. こんばんは、青空です。
    富士山くっきり見えてます、いい日になりましたね。
    それにしても、毎回かなり歩かれてますね。
    標高1500なら、かなり寒かったでしょ、
    登山者は、多くても少なすぎるのも、ちょっとね~

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    1. 青空さん、いつもどうもです。
      富士山はやっぱりいいですね。つくづく日本人なんだな~と思います。
      この日は風が弱く、寒さはあまり感じませんでした。最高の山日和でした。

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