歩きはじめの摩周湖。向こう側に見えるのが摩周岳 |
この日、気温が上がるのは天気予報で分かっていたけど、加えて無風だったこともあり、朝7時の歩き始めからアウターとフリースを脱いで、長そでTシャツ1枚となったが、それでもじんわりと汗ばむほどで、実に爽快な雪山歩きとなった。天気は多少霞みがある程度で、“霧の摩周湖”もこの日ばかりはクリアに姿を見せていて、コンディションとしては最高。しかも、こんなに良いコンディションなのに、周りに人影はなく、まさに独り歩き状態で、贅沢な時間を過ごすことができた。歩き始めはワカンなしで歩いたが、さすがに何度か踏み抜きを繰り返したので、途中でワカンを装着。初めてのワカンは意外にも違和感がなく、普通に歩くことができた。若い頃、スキーをやっていたお陰だろうか。
初ワカン。防水スプレーを忘れたモンブランくんびっしょり... |
必死に辿り着いたここに神様はいたのだろうか。 |
神の住む山、この山歩きであの山頂で神様に会えたかというと、どうだろう良く分からないが、今回、無事に帰ってこられたのは、もしかしたら神様のお陰だったのかもしれない。山にはそれぞれ山神様がいるというが、これからもそんな神様に呆れられないように、できる限り安全で楽しい山歩きに心がけたいと思った、今回はそんなそんな山歩きとなった。
【Start 摩周湖第一展望台駐車場登山口~摩周岳~Goal 摩周湖第一展望台駐車場登山口】
総行程は、距離14.8km、出発地点標高550m、最高標高857m(摩周岳山頂)、最低標高491m(登山口から1時間後地点)、移動平均速度1.6km/h、総所要時間9h04m(recorded_by garmin)。