トレッキング初心者が始めちゃったブログ

【ここだけの話】『トレッキング初心者が始めちゃったブログ』 と、タイトル設定したけど、今のところ主な活動は、「山登り」、「山歩き」、要は登山ですね。これが実に楽しい。タイトル下にも書いたけど、本当に不思議なくらいにこの世界に引き込まれていく自分が突然として顔を見せた。自分はいい年齢(トシ)なので、余り危険なことをする気はないけど、若いうちにこの世界を知っていれば、もしかしたら冒険心みたいな気持ちに灯がともってしまったかもしれない。この「山の世界」、かなりお勧めである。

2015年2月1日日曜日

≪ちょこっと情報≫ミズノ・ブレスサーモ

3枚重ねのベースに使ってます。
正月休みで家族の元に帰った際、冷え症の家内が靴下を重ね着していた。聞くととても温かいという。その靴下、ただの靴下ではなく、大手スポーツウェアメーカーのミズノが、あの科学実験で有名なでんじろう先生とともに開発した「ブレスサーモ」という発熱素材を使った靴下で、家内いわく「この時期の生活には欠かせない」というのだ。
それは面白いということで、これまた超冷え症の自分も冬歩き用の厚手の靴下とインナー用グローブを購入してきた。さっそく-15℃の中で使用してみると、確かに以前より冷えによる手や足先の痺れが訪れるまでの時間は延びたが、結局は痺れてしまう結果に。やはり超冷え症には、ブレスサーモをもってしてもその症状を抑えることはできないのだろうか。
ちなみに自分、Webで見つけたいろいろな冷え症対策も、おおよそ試してみたが、どれも効果なし。誰か、超冷え症にも効果的なグッズやアイディアを教えてくださ~い(泣笑)。

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2015年1月12日月曜日

凍(とう)

この小説、あの山野井泰史が妻の妙子さんとともにヒマラヤのギャチュンカン北壁に挑み、登頂後の下降時に遭難しかけ(「奇跡的に」というと、山野井氏は憤慨するだろうが)生還してきた様をノンフィクション作家の沢木耕太郎が2005年に新潮に掲載したもの。当時はタイトルを「百の谷、雪の嶺」としていたそうだが、単行本にするにあたって改題したそう。
山野井さん、凄い人です。もち妙子さんも。
この小説の中で、作者の沢木は山野井とギャチュンカンの出会いや山野井のクライマーとしての成り立ちから描きはじめ、山野井らの山中での様々な葛藤や細かなクライミングテクニックを詳細に書き綴り、帰国してからの凍傷手術を経ての山に対する気持ちの変化を、まるで本人の気持ちを代弁するかのように書きなぞらえていた。
ただ、山野井はほかの何かのインタビューで、「僕らが経験したヒマラヤはもっと美しくて、もっと偉大で、もっと厳しいものだった。僕らが感じたものは、やっぱり僕らだけの大事なもの」と、沢木を褒めたたえながらも、山は行った者でなければ、そこで感じた者でなければ本当の山は分からないといった意味のことを言っていた。そこだけは、間違いなく自分も共感できる。やっぱり山の良さは人にはなかなか伝えられなくて、仮に同じ山頂に別の人間が同じような行程で登ったとしても、やはり感じ方はそれぞれにあるような気がして、やっぱり、その辺は山野井氏が言うように「自分たちが感じたものは自分たちの大事なもの」なのだろう。

ラストシーン、この厳しい自然環境を描きながらも、なにかあったかくほのぼのとした気持ちにさせる辺りは、さすが沢木さん。おみごと。

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2014年12月27日土曜日

2014年、今年の山歩きを振り返って

斜里岳。馬の背から山頂を望む。右の峰が山頂。
この一年もあっという間に過ぎ去ろうとしている。なんと今年は早かったことか。
2011年に家内とともに始めた山歩きも今年は4年目。昨年同様に単身生活の中、そして近辺に山がないという環境とはいえ、山好きを公言する者としては、なんとも不甲斐ない一年となってしまった。へたをすれば、山への情熱さえ失いかける年となってしまった。まあ、正直、今年はいろいろあったから、しょうがないのだが。
今年の山は8月の斜里岳オンリー。結果、生涯累計31回59ピークにとどまった。その「斜里岳歩き」、この山しか歩いていないという、ひいき目もあるけど、美しい山で、楽しくもあり、辛くもあり、そして勉強にもなった山行となった。たった一回きりの山歩きではあったが、この山も、これまでの山とは違う魅力に満ちあふれ、山男心をくすぐるには十分すぎるほどだった。だから山ってやめられないのかも。

斜里岳のゴゼンタチバナ。可憐だった。
さて、今年の初めに立てた目標、「テン泊」。せっかく装備を揃えたが、よんどころない事情と、天候に恵まれなかったことから、断念することとなってしまった。一時は前日まで判断を決めかねたこともあったのに、あの時は残念だった。それと、雪歩きもちょっとした目標には据えていたが、これはこれからが本格シーズンだから、今さらながらではあるが、そろそろ計画を練ろうと思い始めているところ。まあ、本格的な雪山は無理としても、雪原を歩くくらいはできるだろう。
そんなことで、今年も目標達成には至らなかったが、自分の置かれている状況を客観的に見るとしょうがないと思っている。何事も無理は禁物、しょうがないことはしょうがないのだ。だから、しばらくは「その時」が来るまで、じっと待っていようと思う。山の神様、よろしくお願いします(笑)。

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2014年10月3日金曜日

山ブログを書く意義

自分がブログを書く意義、そんなことを考えてみた。
ルートを解説したブログは山ほどある。美しい写真をこれでもかと載せたブログも山ほどある。もちろん、訪問者はそういった情報を望んでいるので、そうしたブログはたくさん読まれると思う。
でも、自分は何のためにブログを書いているのだろう。一般公開しているのだから、もちろんたくさんの人に読まれることは嬉しいし、なんていうか気持ちイイ。でも、自分がブログを書くきっかけとなったのは、単純に「山はサイコー」、そんな気持ちを綴っておきたかったから。だから、ブログの内容は山歩きの中で感じた気持ちを残すようにしている。訪問者からしてみれば、どこにでもいる山を始めたばかりのおじさんの気持ちなんて、興味はわかないだろうけど、自分としてはそれでもいいのだ。
今年歩いた斜里岳の新道。ハイマツの向こうが稜線っぽい
鮮やかな新緑、古(イニシエ)の巨木、遥か繋がる稜線、天空が近い森林限界、岩の世界等々、自然の美しさや歩きながらふと頭を過る家族のこと、仕事のこと、人生のこと、そんな山歩きを通じて思い浮かんだことを残しておきたいと思った。
もちろん、そんな気持ちに共感してもらえれば嬉しいし、山ブログだから山やグッズなどの情報も提供するから、特に山を始めたばかりの人には読んでもらいたい、そんな気持ちも持っている。ただ、繰り返しになるけど、すべての原点は「山サイコー」という気持ち。だから、これからもそんな素直な気持ちを書き続けようと思う。
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2014年9月6日土曜日

神々の山嶺(かみがみのいただき)

久々に読んだ山岳小説は、世界最高峰エベレストにまつわる話。自分の「山」とは似ても似つかない、まさに登山会トップの世界。主人公は自身クライマーでもあるカメラマンの深町誠40歳。山仲間とエベレストを狙った深町ほか6人の中年隊は2人を滑落事故で失う。失意の中カトマンドゥのとある登山用具店でG・マロリーがエベレスト遭難時に使用していたカメラを偶然にも見つけ、話は展開していく。その中で毒蛇と名乗る天才クライマーの羽生丈二に出会い、最後には自らも生死を賭けてのエベレストの頂に魅了されていく。厚めの単行本上下巻を簡単に言うと、そんなところ。作者の夢枕さんごめんなさい。

かなりリアルな大作。山には神はいるのか?
もし自分が20代の頃に山に魅了されてしまったらどうだったろうか、エベレストは大袈裟と考えても、クライミングの世界に入り込んでいただろうか。高所恐怖症で、臆病で、しかも人に迷惑をかけることが嫌いな自分は、やはりやらなかったであろうか。でも、40歳を越えて始めた山歩き、徐々にレベルを上げていきたいと感じている自分がいることもまた事実。もちろん、今さら本格的なクライミングを始めようとは思わないけど、チャンスがあれば日本アルプスの有名峰に登ってみたいとは思っているので、その場合、ある程度の登攀は必要になってくるはず。
この小説を読んでいると、そんな危険な山登りに挑んでいる自分を想像してしまい、「いつかは俺も」といった自分の中に眠る冒険心みたいなものが目覚めてきそうな、そんな気にもさせた。

今年もあっという間に半分が済んでしまい、当地での山シーズンも残り少なくなってきた。自分はというと、いろいろな事情が発生し、山歩きは当初思っていたほどの成果はあがってはいない。でも、それも自分の運命と受け止めて、これからも山に対しては自然体で臨みたいと思っている。今は行けない時期だけど、山の神様が「今、いいよ」と言ってくれる時は訪れるはず、そんなことを思って日々、トレーニングを欠かさず、過ごしていこうと思う。

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2014年8月4日月曜日

侮るべからず『斜里岳』

朝日を浴びた斜里岳と麦畑。美しい!
行ってきた。情熱を失いかけていた久しぶりの山歩き。今回行ってきたのは、北の秀峰『斜里岳』。
知床半島の付け根に位置するこの山、知床富士とかオホーツク富士とか呼ばれていて、南斜里岳との連峰?ではあるが、見た目はほぼ単独峰で、異名のとおりすそ野が美しい山。
この日は、朝3時半に部屋を出発し、歩き始めたのは6時半。ワクワクした気持ちと同時にたまらなく不安になる入山時の感覚も久し振り。そんな高ぶる気持ちを抑え登山口に足を踏み入れた。
林道を経て雑木林の中を歩いて行くと、目の前に川が現れる。事前にブログや登山本などで承知していて、ちゃんとスパッツを付けてきたが、この登山道、徒渉の連続。「徒渉は思い切りが大事」というどこかで見かけた言葉を胸に、バシャバシャと徒渉を繰り返しながら徐々に高度を上げていく。涼しい当地とはいえ夏真っ盛りのこの時期、こうした沢歩きは嬉しい。

大滝の登山道。先を読みながらの歩きが求められる。
そう、そう感じたのも最初だけだった。徒渉を30回超えたころ、目の前に現れた大きな滝。次はこの滝の脇が登山道で、水量こそ多くはないがほとんど水の中を歩いて登って行くこととなり、その途中においても徒渉を何度か行うコース設定となっている。この山の岩は水の中では多少滑るので、それなりに注意が必要で、極力フラットになってる所を選んで足を運んでいたが、この大滝の途中でルートを誤り、つまり徒渉すべき所を徒渉しなかったためにエライことになった。流れ来る水の中、足もとのグリップは徐々に弱くなっていき、それを補う手綱となるべき木の枝などもなくなり、しまいにはほとんど四つん這いになって、片手は滝の脇の雑草を必死につかんでて恐る恐る登っていくという有様。もう、ほとんど蟹のタテバイ状態。かといって、この状態だと戻るに戻れないので、ひたすら登るしかない。一度でも足を滑らせたらちょっとした怪我では済まされないこの高さ。正直、死の恐怖を感じた。幸い、その後、滝の途中で斜度がほぼフラットになっているところがあったので、徒渉し、安全なルートに戻ることができたけど、やはりルート選択は大事だってことを身をもって体験することとなった。

チングルマはすでに綿毛。山では夏も終わりかな?
その後は、胸突き八丁と呼ばれる急登を堪えて、視界の開けてきた登山道をたまに振り返ったり、高山植物に目をやったりして山頂に辿り着いた。ただ、この日は朝はまあまあ晴れていたんだけど、山頂では視界ゼロ。なので、休憩もそこそこに下山。この山の一般的なルートは、登りは旧道と呼ばれる沢伝いのルートだが、下りは新道と呼ばれるちょっとした尾根歩きを体感できるコース。ただし、尾根歩きのあとに待っている下りはなかなかのハード感があって、久々の山ということあったけど、正直、足に来た。太股がパンパンになり膝が笑っていた。
今回の山、総括して言うと、全体的に登山道の整備がなされていない、いわば自然そのままに近い山で、整備された登山道に慣れた自分にとっては、体力、気力面で結構な疲労感を味わうこととなったということ。ダケカンバなどの樹木は登山道に覆いかぶさり、中腰での歩行は太股などにボディーブローのように効いたし、沢そのままの登山道や水分の多い下り道では、足元の滑りを常に気にしながら踏ん張っていた。とにかく距離や高度の割には体力を使ったし、気も使った。1500mクラスの山だからといって侮ってはいけないということかな。
今回の教訓としては、ルートファインディングの大切さと、ランニングだけに頼っていたトレーニングに加えて自転車による太股強化が必要といったところだろう。次回、山にはいつ行けるか分からないけど、当地に来る前に夢見た日本アルプス登山に行ける日を目指し、体力的にも知識的にもコツコツと積み重ねていこう、そんな気持ちを新たにさせる山行となった。疲れたけど、気持ち良かった。やっぱり、山はイイもんだ。

【Start清岳荘登山口~旧道~斜里岳~新道~Goal清岳荘登山口】
総行程は、距離12.1km、出発地点標高680m、最高標高1,547m(斜里岳山頂)、最低標高665m(登山口近くの林道)、移動平均速度1.7km/h、総所要時間6h57m(recorded_by garmin)。

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2014年7月31日木曜日

山、3日前

狭い部屋が道具でいっぱい。これで準備OK?
久々の山。今年初めての山だ。
周りに山のない当地に来てから、めっきり山に行く機会が減った。この1年余りで、山行は今回で3回目で、これだけ山に行かないと、山への情熱も忘れてしまいそう。
ただ、その忘れかけている山への情熱も、久々の山を3日後に控え、また燃え上ってきたので、ちょっと気が早いかもしれないが、今日、持ち物チェックを始めた。まあ、3日あれば、仮にもれているものがあったとしても、出発までに思い出すことだろう。
肝心の天気は、今のところの予報では晴れ時々曇り。このまま持ってほしいところ。体力作りも普段からコツコツとやっているし、あとは当日、気を抜かずに怪我をしないようにするだけ。...だと思う。久しぶりの山だし慎重に歩こう。あ~、楽しみだ。早く行きて~!

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