ゴールデンウィークには、テン泊したい。そう、もしかしたら、これが最後の当地でのテン泊になるかもしれない。そんな思いが突然、頭をよぎった。ただ、テントを担いで山を登るには、1月以来、山歩きをしていない自分としては体力的に自信がないので、その前に練習山行に行くことにした。1週間前の一回こっきりだけど...。
そういうわけで歩いてきたのは、JR飯田線の三河槙原駅から歩いてアクセスできる宇連山(うれやま)。標高が1000mに満たない山だが、WEBで見る限り岩尾根が美しそうだったので、すぐに決めた。実際に歩いて見るとWEB画像どおりとても美しい岩尾根で、この日は好天にも恵まれて、とても気持ちのいい尾根歩きとなった。この山、というかこのコースかな、距離も程よく(往復約12km)、アップダウンもまあまああり(練習山行としては、少し物足りないくらいかな)、高低差が800mくらいあるので、それなりに登り甲斐はある。印象としては、登りっぱなしという感じ。しかも、足下もそれほど荒れてなく、危険箇所もないので、比較的歩きやすく、練習山行としては打ってつけだと思う。ていうか、とてもいい山だ。
歩いた南尾根コース(ていうのかな?)は、歩き始めの1時間くらいが岩の多い地帯で、もっとも印象的だけど、そのあとは、まあ正直、普通の低山山域で、展望はあまり望めないので、やや退屈な感じはある。山頂も展望は僅かで、長居は無用な感じ。自分が到着した時も2組しか登山者がいなかったから、超人気な山でもなさそう。なんでだろう、いい山なのに。
この日、自分はというと、テン泊装備には敵わないけど、それなりの重さの荷物も背負って歩いたので、翌週のテン泊山行は、まあ、なんとか歩けそうかなといった感触はつかめた。4月だというのに、気温が高めだったので、全身汗でびっしょりになったので、歩き始めの時に短パンに着替えたのは正解だったと思う。まだ、アブや蚊といったしつこい虫もいなかったしね。翌週もこのスタイルで行くことにしました。
山を下りてからは、県民の森の中の立派な施設に立ち寄り湯があったので寄っていこうかなと思ったけど、レストランが営業してないらしいので、やめました。入浴後のビールが楽しみの一つでもある自分としては、ごめんなさい、なしです。ということで、三河槙原駅の隣りの湯谷温泉駅で降りて、以前行ったことのある立ち寄り湯で温泉に浸かり、この日、最後の楽しみのビールをいただきました。季節柄、山菜の天ぷらも食べることができて、いゃ〜、こういうことも含めて、山っていいですね。翌週のテン泊山行も頑張りますっていうか、楽しみです。ふうふう言いながら、山で飲むビールも担ぎますよ(笑)。
▽ ヤマレコ情報
GPS 06:16 距離 12.6 km 登り 1,126 m 下り 1,127 m